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秋田ひろむの作詞・作曲・編曲歌詞一覧

165 曲中 121-150 曲を表示
楽曲・タイトル アーティスト 歌詞・歌い出し

ポルノ映画の看板の下で

amazarashi

古びた団地の陰が伸びる 荒れ果てた花壇飲み込む 子供がペンで書いた墓標 吹き曝しの無常に花も咲かねぇ 風来のカラス水遊び

真っ白な世界

amazarashi

朝 目が覚めたら 雪が降っていて 曇った窓こすって しばらく見ていたよ

アイスクリーム

amazarashi

駅のエレベーターがあまりにも唯物的で この六月のとある一日ですら とても唯物的に思えて だから僕は 僕の情緒と秘密を交わし合う

僕が死のうと思ったのは

藍井エイル

僕が死のうと思ったのは ウミネコが桟橋で鳴いたから 波の随に浮かんで消える 過去も啄んで飛んでいけ

帰ってこいよ

amazarashi

稲穂が揺れる田舎の風は 置いてきぼりの季節の舌打ちか溜め息 駅の待合室でうらぶれて 誰彼構わず 憂鬱にする

死んでるみたいに眠ってる

amazarashi

法律を破りたい いい人なんか報われない ホールデンとかディーン・モリアーティ 車を盗んで逃げ出したい 所詮僕など俗物だ

ひろ

ソンジェ from SUPERNOVA

ひろ お前に話したい事が 山ほどあるんだ聞いてくれるか? 何度も挫けそうになった事 実際

明日には大人になる君へ

amazarashi

明日には大人になる君へ 距離の最小単位を 時間の最小単位を "私"の最小単位を 細切れになった

分岐

amazarashi

今振り返ればあの時だ って今がその時なのかも知れない 分岐点、選択肢、分かれ道、どっちみち答え合わせは明日以降 実りの季節の投資も 見通しの悪い小売業

収束

amazarashi

海鳥が瓦礫の上空いなないた コンクリート世紀は知恵の数式 今じゃ遠い日のヒエログリフ かつての人の営み 腐食した建造物

生活感

amazarashi

国道の 照り返し 尖る 青空に 銀河の幻想

夜の一部始終

amazarashi

歴史が夜に作られる様に 明日への通行料金 未払い、眠る病人 思索に煩悩 日付を通せんぼ

あとがき

amazarashi

通りすがる風景に 秋の陽はなんだかやけに鋭利 日常は徐行ぎみ 恐る恐る生きる意味 まるで酔っぱらいの世迷い言みたいに

おもろうてやがて悲しき東口

amazarashi

くそ暑い新宿のど真ん中でふいに眼球にしがみ付く映像 浮浪者が口ずさむ名も無き歌は 不穏な流れ弾みたいに キャバクラの女が乗ったタクシーに下敷きの社会性に命中 遺失物係に忘れられた新聞紙にくるまれた位牌

セビロニハナ

amazarashi

鈍感さは強さとして 昨日までの様々は 過ぎた景色と振り返らず 敏感さは弱さとして 誰も眼にくれない

匿名希望

amazarashi

バイトに向かう電車の中で うざい背広どもを睨みつけて イヤフォンで鳴る割ったmp3 知る人ぞ知る新人インディーズ 皆と同じはださいから

まえがき

amazarashi

上手く逃げおおせたと思っても 夕暮れ時の影みたいに付きまとう 不確かさは自身の背丈をこえて もはや死神の類いだ 心ならずとも流れ流れて

風に流離い

amazarashi

「彼女に振られたんですよ」 と心療内科の先生に 相談したら 自業自得だと説教されて帰された 二度と来るかこのヤブ医者

僕は盗む

amazarashi

星を盗む。オリオン座を盗む。リゲルを盗む。 小さい頃読んだ物語を盗む。エンディングを盗む。 プロローグを盗む。体育館に横たわるあの子の物思いを盗む。 性的な初夏の涼風を盗む。煙草を盗む。 煙を盗む。感傷のつんざく様な痛み以外を盗む。

アポロジー

amazarashi

暗いところに隠れたら 誰にも見つからないと思ってた だけど自分の姿さえ見失ってしまうとは 困ったな ほんとの事は分からない

カラス

amazarashi

上空に群れをなして飛ぶカラス 陽が落ちても 今朝からの雪は止まず 僕はと言えば 交互に足踏み

ハレルヤ

amazarashi

希望と挫折 交互に足踏みしてここに来たよ けど別にこれといって何かを成し遂げたわけじゃない 夜空が僕らの憂鬱な溜息に撃ちぬかれて ぽっかり開いた穴みたいな満月が

渋谷の果てに地平線

amazarashi

渺茫たる二十五時 風の止む路地 気色ばむ都市の喧騒 白々しい顔で歩く僕 この途方もなさに

遺書

amazarashi

広大無辺な荒野を遮るものは何も無く まして引き摺る想いなどあるものか また明日を夢見るも 今日が過ぎ行き今日となり 手にするものは数あれど

クレプトマニア

amazarashi

振り向いたって何もない テザードみたいな出来損ない 今までさよならした人達 無事を祈ったって独りよがり したためる手紙は下手くそ

まっさら

amazarashi

嵐に飲まれた次の朝 全部を失くして棒立ちだ 生まれたばっかの赤ん坊は きっとこんな気分だから泣くんだ 蛇口をひねって水を飲む

海洋生命

amazarashi

水を売るならば乾燥した砂漠で 安心を売るならば干からびた不安へ 不安がないならば、電波でばらまいて 強迫観念の砂漠を各地にばらまいて 目を閉じて、良心は「痛くない」と笑った

かつて焼け落ちた町

amazarashi

世界中どこでも暮れる ありふれた夕日が 特別になったのは 僕らの育った町 知ってしまったから

馬鹿騒ぎはもう終わり

amazarashi

今日が壊れて もう、お開きの時間だ 散らかった部屋を出て デッキで最後の一杯 君はまだ若い風を

アルカホール

amazarashi

宵の淵に腰掛け物思い 街は馴れ馴れしかった、当時 でも、親しい顔すれば素通り 脆い思い出は溶けてしまった氷 彼はキスした手首の傷に