いにしへ 歌詞 さだまさし ふりがな付

さだまさしライナーノーツ
奈良、和歌山、三重に拡がった熊野三山、高野山、吉野・大峯山、更に伊勢神宮 を結ぶ『熊野古道』は古神道、神道、密教、仏教の聖地を結んで細やかに繋がっている。ある時は修験者の行道として、或いは善男善女の参詣道として整備され、奇跡的に長く護られ、今では世界遺産の一つ。(中略)悠久の大自然と向かい合う 感動に打たれた時、人は我知らず手を合わせるものだ。それは科学文明の未来への不安と、自分という不可思議な生き物の小さな生命の重さに思い至るからだと思う