髪かみが乱みだれる
裳裾もすそが濡ぬれる
風かぜに鴎かもめが
ちぎれ飛とぶ
辛つらすぎる 辛つらすぎる
恋こいだから
夢ゆめの中なかでも
泣なく汽笛きてき
鳴門海峡なるとかいきょう
船ふねがゆく
待まてと いわれりゃ
死しぬまで待まてる
想おもいとどかぬ
片情かたなさけ
この命いのち この命いのち
預あずけてた
夢ゆめのほつれを
たぐっても
鳴門海峡なるとかいきょう
波なみが舞まう
潮しおが渦巻うずまく
心こころが痩やせる
頬ほほの涙なみだが
人ひとを恋こう
紅くれないの 紅くれないの
寒椿かんつばき
夢ゆめの中なかでも
散ちりいそぐ
鳴門海峡なるとかいきょう
海うみが鳴なる
髪kamiがga乱midaれるreru
裳裾mosusoがga濡nuれるreru
風kazeにni鴎kamomeがga
ちぎれchigire飛toぶbu
辛tsuraすぎるsugiru 辛tsuraすぎるsugiru
恋koiだからdakara
夢yumeのno中nakaでもdemo
泣naくku汽笛kiteki
鳴門海峡narutokaikyou
船funeがゆくgayuku
待maてとteto いわれりゃiwarerya
死shiぬまでnumade待maてるteru
想omoいとどかぬitodokanu
片情katanasaけke
このkono命inochi このkono命inochi
預azuけてたketeta
夢yumeのほつれをnohotsurewo
たぐってもtaguttemo
鳴門海峡narutokaikyou
波namiがga舞maうu
潮shioがga渦巻uzumaくku
心kokoroがga痩yaせるseru
頬hohoのno涙namidaがga
人hitoをwo恋koうu
紅kurenaiのno 紅kurenaiのno
寒椿kantsubaki
夢yumeのno中nakaでもdemo
散chiりいそぐriisogu
鳴門海峡narutokaikyou
海umiがga鳴naるru