今が人生～飛翔編～ 歌詞 森山直太朗 ふりがな付

(今いまが人生じんせい) 晴はれ後のち 曇くもり
時々雨ときどきあめ 風かぜまた晴はれ
そんな風ふうにして
今日きょうも日ひは
翳かげっていく 移うつろっていく
水みずを打うったような
東京とうきょうの空そら
擦すれ違ちがい
思おもいやる心こころとは?
群衆ぐんしゅうの中なか
立たち止どまったまま
人知ひとしれず 思おもいに耽ふける
君きみをまだ
抱だきしめていたいよ
この夜よるに
幕まくが下おりないよう
月明つきあかりは
まるでオカリナのよう
若わかかりし 有あり触ふれた愛あいよ
闇雲やみくもに掲かかげた誓ちかいよ
僕ぼくを 彼方かなたへ
さあ 解とき放はなて
(今いまが人生じんせい) 何なにもない
この世界せかいに (今いまが人生じんせい)
僕ぼくたちは 何処どこから
来きたのだろう (今いまが人生じんせい)
風かぜに舞まう 埃ほこりみたいな
(今いまが人生じんせい) 運命さだめを纏まとう
蜉蝣かげろうのように (今いまが人生じんせい
今いまが人生じんせい 今いまが人生じんせい)
(今いまが人生じんせい) 果はてなき思おもい
将又はたまた 元もとい はて? 悩なやんで
なんだかんだ あって
僕ぼくは今いま 眩まばゆく
燻くすぶっている
目めも眩くらむような
過去かこ 現在いま 未来みらい
有ありも無なしも
結果けっか 気構きがまえ次第しだい
のんべんだらり
風かぜの吹ふくまま
意味いみのある無重力遊泳むじゅうりょくゆうえい
地平線ちへいせんに転ころがる太陽たいよう
悩なやめる子羊こひつじの胃潰瘍いかいよう
星空ほしぞらに微睡まどろむ色模様いろもよう
幸しあわせの鐘かねのなる方ほうへ
健すこやかなる僕ぼくらの日々ひびよ
もっと もっと
さあ 舞まい上あがれ
(今いまが人生じんせい) 来きたるべき
遥はるか未来みらい (今いまが人生じんせい)
この惑星ほしが
消きえてしまう前まえに
(今いまが人生じんせい) 恙無つつがなく
衒てらいもなく (今いまが人生じんせい)
腹はらで笑わらい合あえたなら
いいな (今いまが人生じんせい)
(今いまが人生じんせい 今いまが人生じんせい
今いまが人生じんせい)
今いまこそが人生じんせいの刻とき
満みち満みちる
限かぎりある喜よろこび
(今いまが人生じんせい)
風立かぜたちぬ 不穏ふおんな日々ひびの
只中ただなかで (今いまが人生じんせい)
僕ぼくは何なんか思おもう (今いまが人生じんせい)
何なにもない
この世界せかいは (今いまが人生じんせい)
時ときを経へて 何処どこへと
行ゆくのだろう (今いまが人生じんせい)
風薫かぜかおる 儚はかなき現うつつの
向むこうに (今いまが人生じんせい)
燃もゆる 陽炎かげろうのように
(今いまが人生じんせい 今いまが人生じんせい)
蜃気楼しんきろうのように
(今いまが人生じんせい 今いまが人生じんせい)
走馬灯そうまとうのように
(今いまが人生じんせい 今いまが人生じんせい)
(今いまが人生じんせい 今いまが人生じんせい
今いまが人生じんせい 今いまが人生じんせい)
(今いまが人生じんせい 今いまが人生じんせい
今いまが人生じんせい 今いまが人生じんせい
今いまが人生じんせい)