片足かたあしのポー 歩あるいているよ
人混ひとごみの中なか へし合あいながら
あの頃ころはもう 戻もどってこないと
知しっているのに 人ひとが悪わるいや
片足かたあしのポー タデ食くう虫むしも
好すき好ずきだよと 君きみは塞ふさいだ
川縁かわべりの向むこうでは少年しょうねんたちが
ボールを投なげて 遊あそんでいるよ
悲かなしいことがあっても けして泣なくことはないよ
堪こたえた涙なみだの分ぶんだけ 野のに草花くさばなは揺ゆれる
片足かたあしのポー でも最期さいごの時ときは
泣ないていいんだよ 人間にんげんだから
片足かたあしのポー 詩うたの中なかから
やって来きたんだ 凍こごえる夜よるに
言いいたいことがあっても 何故なぜか言葉ことばにしないよ
誰だれかを愛あいしていたって 一人ひとりで傘かさを開ひらく
片足かたあしのポー こっちへおいで
怖こわくないんだよ 友達ともだちだから
泣ないていいんだよ 人間にんげんだから
片足kataashiのnoポpoー 歩aruいているよiteiruyo
人混hitogoみのmino中naka へしheshi合aいながらinagara
あのano頃koroはもうhamou 戻modoってこないとttekonaito
知shiっているのにtteirunoni 人hitoがga悪waruいやiya
片足kataashiのnoポpoー タデtade食kuうu虫mushiもmo
好suきki好zuきだよとkidayoto 君kimiはha塞fusaいだida
川縁kawaberiのno向muこうではkoudeha少年syounenたちがtachiga
ボboールruをwo投naげてgete 遊asoんでいるよndeiruyo
悲kanaしいことがあってもshiikotogaattemo けしてkeshite泣naくことはないよkukotohanaiyo
堪kotaえたeta涙namidaのno分bunだけdake 野noにni草花kusabanaはha揺yuれるreru
片足kataashiのnoポpoー でもdemo最期saigoのno時tokiはha
泣naいていいんだよiteiindayo 人間ningenだからdakara
片足kataashiのnoポpoー 詩utaのno中nakaからkara
やってyatte来kiたんだtanda 凍kogoえるeru夜yoruにni
言iいたいことがあってもitaikotogaattemo 何故nazeかka言葉kotobaにしないよnishinaiyo
誰dareかをkawo愛aiしていたってshiteitatte 一人hitoriでde傘kasaをwo開hiraくku
片足kataashiのnoポpoー こっちへおいでkotchiheoide
怖kowaくないんだよkunaindayo 友達tomodachiだからdakara
泣naいていいんだよiteiindayo 人間ningenだからdakara