ソロデビューの際にファンの方々の熱意を受けたUtaTenでは、6ヶ月連続リリースのインタビュー連載が決定!
今回も連続リリースのラストを飾る「モガケ!」の作者17のコメントと、「モガケ!」に関する手越祐也のインタビューをお楽しみください。
▲第1弾「シナモン 」インタビュー
▲第2弾「ARE U READY」インタビュー
▲第3弾「LUV ME, LUV ME」インタビュー
▲第4弾「ウインク」インタビュー
▲第5弾「ONE LIFE」インタビュー
17コメント
パンデミックは世界を一変させました。日々、不安やストレスを抱える中、
ただ応援するのではなく、同じ痛みを分かち合いながら、
心に寄り添えるような力が宿ることを願って書かせていただきました。
「モガケ!」と呼びかける事は単純なエールではなくて、
もう一歩その先へ踏み込む覚悟でもあります。
一緒に動いていこう、止まらないでいよう。
手越祐也さんという魂の元に、
人の想いがあって生まれた歌詞であり、その願いが結実した楽曲になったと思います。
手越祐也インタビュー
──新曲「モガケ!」は歌詞の中に前作「ONE LIFE」を思わせる"風"や"空"と言ったワードや、次作「NEW FRONTIER」のタイトルまでもが入ってきて、前作インタビューの際に 手越さんのおっしゃっていた"流れ"を感じられるものとなりました。
そして曲を聴いてイメージしたのはやはりポジティブな手越さんの姿でしたが、「モガケ!」 に関してどのような想いで制作に臨まれ、作者の 17 さんとコミュニケーションを取られたのかを聞かせてください。
手越祐也:この曲が出来上がった時が、僕自身がやっと音楽制作においてストレスなくチームができた時だったんです。
全てのチームを準備して独立したわけではないので、本当にそれまでは音楽を早くやりたかったのになかなかできなくてもどかしいさを感じて、タイトル通りもがいていた時期もあって。
そんな時に僕の元に来た楽曲だったので、自分の状況ともリンクするし思い入れの強い曲になりました。
プラス、作詞や作曲の意図も聞きましたけど、僕とも重なるし、コロナの時代においてストレスを溜めて当たり前のものが当たり前で無くなった中で2年間もがきまくった人たちに対してそっと心に寄り添い背中を押せる楽曲というのを、僕らしいとても前向きな応援歌として連続配信のシングルを締めたいと思って最後に「モガケ!」を持ってきました。
──「今この手にうずくその記憶面影を」、「記憶鼓動優しさを命に」と言うフレーズや「遥か呼びかける声」と言うフレーズから、前に進むためにもがく時、思い出や、自分を思ってくれる人の言葉は力になるというメッセージを感じました。
手越さんがこのコロナ禍でそういったことを感じたエピソードがあれば聞かせてください。
手越祐也:悩みも人が作るものだし、傷つけ合いも人が作るものだし、その反面助けてくれるのも人じゃないですか。
その中で自分自身はどんなに逆境でも、どんなチャレンジングな人生を選択したとしても、やっぱり今までの人生のリスペクトだったり、周りのスタッフへの感謝とか仲間意識だったり、あとは自分自身のやりたいことだったり信念というものをしっかり貫けば結局そういう人の周りには精査された仲間が集まってきて、縁がどんどん大きくなって、活動の助けだったり影響力だったりを増してなんとかなるんだなっていうのが自分自身経験して自分の人生を通してこの2年間でめちゃめちゃわかりました。
その自分自身の活動から「モガケ!」の歌詞の意味と歌詞の説得力というのがど直球にわかるようになったので、僕はこの独立してからの一年半の人生ですごくそういうことを学びましたね。
なので一年半全ての活動がエピソードです!
──「脆さ痛みその全てを糧に」という歌詞がありますが、手越さんが思うご自身の"脆い (弱い)"部分についてと、それを糧にプラスに行動・活動できていることについてお話を聞かせてください。
手越祐也:自分の脆い部分は厳しくなれないところ。ずばずばものは言うんですけど、自分に対して何かをしてくれようとしたりそういう思いがある人に対して、例えばその人の思いが自分にとってマイナスになるものだったとしても、常にながされるというか。
学校やスポーツチームもそうですけど、経営ってやっぱり残すところは残して切るところは切ってという風にしていかないと会社として成り立たないじゃないですか。実際経営者をやっていてそう感じるんですけど、そういう厳しさが自分には無いっていう。
厳しくできることも才能だと思うんですけど、今の僕の周りの構図に厳しくやってくれる人はいるので、任せるようにしてますね。
あとはどんなに会社の偉い人だろうが、偉いプロデューサーだろうが八方美人ができなくて同じようにしか接することができないです。
八方美人の方が人生は得するんだろうなと思うけど、自分のことを本当に心から信頼してくれる仲間はフラットに付き合って仲良くなったし、そうやってそばにいてくれる人の方が絆は強固なんじゃないかなって思いますね。
まあ結局人生生きてれば何とかなると僕自身思っているので、毎日いろんな刺激をいただきながらこれからも活動していきたいと思います!
──最後に。6ヶ月 6 作連続リリースのフィナーレを迎え、今後アルバムのリリースも控えておりますが、この期間を駆け抜けての感想をお願いします。
手越祐也:連続リリースのレコーディングの他にも音楽番組とかYouTubeで歌ったりとかフェスに出たりとか自分のワンマン以外の場所でもたくさんパフォーマンスさせてもらったので、喉のケアだったり、中途半端なものを世に出したくないのでミュージックビデオも含め満足する曲作りをするのはすごく大変ではありました。
その中でアルバムの曲もレコーディングをしてツアーもあったので大変だったんですけど、まあ自分の大好きな音楽にまみれながらの大変さなので、全然耐えれるというか何ならより楽しいというか、良い経験をさせてもらえました。
ファンの子も6ヶ月連続は大変だったと思うけど、SNSとかみてるとすごく楽しんでくれてるようだったので、やってよかったなと思いますし、アルバムも僕自身120%自信作と言い切れるようなアルバムができたので、このアルバムを早く一人でも多くの人に手に取って聞いて欲しいなと思います。
そして、来年1月からはアルバムを提げてのツアーになるので気合入れて、振り付けとか歌の練習とかも含めてツアーを大成功で見にきてくれた人が最高だったよって言ってくれるようなライブに、自分自身も楽しみながら作り上げていきたいと思います。
リリース情報
手越祐也
「モガケ!」
2021年12月15日リリース
▶︎次回、連載最終回はアルバム「NEW FRONTIER」インタビュー!