楽曲・タイトル |
アーティスト |
歌詞・歌い出し |
空に標結う(TVアニメ「ラグナクリムゾン」エンディングテーマ)
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小林私
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本性は隠している翼の内に、無駄な足掻きと知っても 孤独からなる痛みさえ耐えていずれ頼りない未来、希望 礼賛を雲にする空中戦、欲求を押し殺す恒常じゃ 歪な形しか生み得ない
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Andante
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観音坂独歩(伊東健人)
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この日々をまた進める道理、 心の機微をただ見透かせるように かつて放った言葉は今や宙を舞ったから 束にして貴方に飾りたいんだ
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鱗角(TVアニメ「ラグナクリムゾン」エンディングテーマ)
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小林私
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涙さえも凍てついた日々が来ないように 意思を消す部屋に一人きりは嫌だし、 畳まずに干したままのシャツの襟はよれたままで 待っても共に移ろいだ靴の底は薄く、
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14人のオトナ
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カリスマ,月蝕會議,小林私
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そびえたつ棒にそっと手を触れて 思い出せあの頃の無敵なお前を 空を見上げては夢の奴隷として きらめく未来の自分に酔いしれてた
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線・辺・点
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小林私
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花束を貰ってもどうせ枯らしてしまうから 楽ばかり選んでもその口実をむざむざ潰して見える底 そこそこの人生に少なくとも励ましはいらない 貴方が背を押した僕の眼前が断崖だとしたら
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飛日
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小林私
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どこまで逃げよう あの街以外ならどこでも いいよ いいよ 僕じゃなくても
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可塑
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小林私
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濡れた言葉を一つ二つと並べる窓際の陽の下 順に乾いて形を成すふんだんな分断の誇張と象徴 遅まきながら気付いたのは今までが帰納したから なにか恥ずかしいのは抜きん出たと至って思ってしまったから
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スープが冷めても
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小林私
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優しくかき混ぜた鍋の底が 焦げ付いたことも気にならずに 燃え尽きた欠片 灰皿から落っこちた 後でどうにかするよ
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biscuit
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小林私
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格別だとよく言い聞かせた 正しいめいた法典すら言葉に出来ない想いの丈を空に刻んでいる ハイドロ的な暮らしは 上から下へ当然に死してまた上に向かう懇願の産物
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夢.jpeg
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大渕野々花
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どこへ行けども何も分からないし 例えばコンビニで、 例えば明日の朝食 家に置き去りのパンは 乾いて固くなってる
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目下II
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小林私
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大前提 このまま生きていたって幸福であるとそう分かる 最低限 日暮しを続けていたって動物でさえいられない
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笑って透明人間
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小林私
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ここらじゃ誰も知らない つくづく嫌になることを 優しくなれずにいたい いつも許す為の言葉を探しては
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生活
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小林私
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生活と別れ 切っても切り離せない関係 帰り道の寂しさを考えたくない夕べ さよならを貴方へとは言いたくないのが本音 包み隠してしまってかっこをつけた
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加速
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小林私
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雲は水飛沫のように地を這い、揺られながら加速していく 暮らしは観測と共に生成されて消えていく転生 瞳孔開いたまんま光を見ることは叶わないし 本能さえ見事手中に収めたくなるから
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落日
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小林私
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気味が悪いことばっかり見て気持ちが悪くなったって自業自得 人見知り特有のぎこちなさは瞳を覗き込めば分かるでしょ ありふれた魂の形はそのぶん誰にでも嵌まるパズルのピース いつどこでも同じ顔をしても好ましい
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サラダとタコメーター
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小林私
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これからは 冴えない言葉も元から削がれたうぶで無垢な愛しさにしようや 端から見りゃほら面白可笑しい歪んだ鏡に見えるだろうが 体と心とそれから誰かの視線の河に研かれた芥 飽きたら捨てるもイドの召すままに覚えてすらいないや
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地獄ばっかり
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小林私
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悲しみが原材料の一番最初に記されてるような歌を 笑顔で歌ってる 「乗り越えました」って お前ばかり楽になってんじゃねえよ 苦しみを担保にお涙融資されてお支払はいつになるんですか
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花も咲かない束の間に
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小林私
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体の重さを感じない夜は 君の居場所を忘れてる所為 枕の奥に隠したくなるのは今にも千切れそうなか細い手 裁ち鋏を引っ張り出してただ眺めては道具箱に仕舞う
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柿落とし
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小林私
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手を伸ばせば暮らしに届く住み処に居続ける危うさを 僕は時折考えている、暖房の効いた部屋で 伸ばせるだけ伸ばした直径が 身の程と知っていてもいいからといえ目を背けないなら
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ニュートラル feat. 小林私
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生活は忘れて
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かっこつけてないあなたが好きさ ってどうしようと変わらない許せよ今更 揺り返す脳内自問自答してすぐ乾く 憂いを含んだその先を見て 恐ろしくなる
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日暮れは窓辺に
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小林私
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近いようで遠い 触れるのなら今すぐにでも 期待、予想通りに 嫌がる素振りを
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秋晴れ
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小林私
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なにも見えなくなったら極彩色の幻ばかり 目について仕方ないからひとまず飛びついた 発熱が脳を苛んで視界がぼやんでいる西瓜の種 命と息が銀メダル
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冷たい酸素
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小林私
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片付かない部屋でまたベルが鳴り、 驚いて水を溢して床が濡れる 足の裏に破いた封筒の切れ端が張り付いて 苛立ちがどうしようもなくて顔を殴った
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繁茂
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小林私
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腹這いになって進める日々をして楽園以上で地獄以下の部屋 頑なさなんてひどいね、君の機微だとか とりとめのないことにしてしまえば 例えば返信するだとか、レトルトのパウチをレンチンするだとか
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光を投げれば
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小林私
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話せないことや言えないこと 上手に隠して隠しても 溢れて滲み出して出来た染みが消えない落ちない とうの昔に読み終えた小説の読後感みたく
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冬、頬の綻び、浮遊する祈り
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小林私
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冬景色にどうして頬が綻ぶのか 分かっているくせに貴方、いつも春を待ってる 雑菌まみれの白が体温を奪っていくことも ヒロイックじゃないかなんてその場凌ぎの言い訳
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四角
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小林私
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四角い部屋のなかに小さい四角がある ひたむきに集めたような気がして捨てられない 泣き言のような呪いさえも汚れのように落として 程なくしたら楽になれるから、言い聞かせている記憶の
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スパゲティ
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小林私
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ラミネートされた花を言葉の間隙に仕舞って 一昔前の歌が疑いようもなくなんて 魚の魂は水のなかでこそ冴えるように 貴方の腕のなかで眠りたい
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並列
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小林私
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やがてそっと目を閉じてとうとう消えてしまったのね 今度日を改めても戻れぬ場所まで貴方と行くことはないかしら あっ貴方のその温度が初めて触れる冷たさだったら 余計なこと言わないで済んだのかしら
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リブレス
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小林私
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楽観視しようだの 楽園の失笑等から全く興味がない とは言えないし傷も癒えないし、ただ パターンから逃げたり反ったりまた乗ったり沿ったりを 繰り返し再生
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