楽曲・タイトル |
アーティスト |
歌詞・歌い出し |
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藍坊主
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輝き続ける光った星から、輝き続け、光ったあの空から、 黒いソーダ水、飲みこんだような、胸いっぱいの、夜めく心。 誰もいない、遠い過去に、星たちは砕け、欠片が結ばれ、地球になって、 物質から、なんでなのか、命を創った、僕たちの血は、星屑の液体。
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藍坊主
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なにげない ぬくもり 感じるよ ぬくもり
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藍坊主
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君のためなら、僕は死ねるよ。何千何百何十何回でも。 だけど、本当に最後の、最後の一回は、ぼくがほんとに死ぬときだろう。 何が嘘だろう、何が本当だろう、心はいつもここにあるっていうのに、 空気に触れたら酸化してしまう、ワインのように、言葉は雨に濡れた鉄のよう。
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藍坊主
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なんでこんな性格なんだろう なんでこんな外見なんだろう なんで君を笑わすことができない なんで君を振り向かすことができない
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藍坊主
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生命線に 汗を握るほど 胸が踊った時 何かがうまれた
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藍坊主
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ヨーグルトのカップに赤とんぼが止まってる、 カラカラ乾いた、夕日の匂い。 木枯らしは木枯らしで、アリはアリで、ネコはネコ、 けどぼくは、いまだに、ぼくになれない。
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藍坊主
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そういうわけで、あなたは旅に出ることになったわけですけれど、 どんなに張りつめようとしてみても、私はまるでいつもの私。 ファラルウェー、ファラルウェー、 ルルルウェー、ファラルウェー、
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藍坊主
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大人になるってどんな事と 昔の僕が問いかける それは、暗闇に入ることなんだよ でも怖くはないよ 人を愛すってどんな事と
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藍坊主
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だから僕が君に言いたいのは 空き缶をつぶすように 伸びた爪をパチパチ切るように 喋らないでくれってこと
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藍坊主
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何気ない日の帰り道 帰宅ラッシュの電車乗り 鞄から教科書取り出し見ていると 無意識に計算する僕の頭は君に会う確率を出してる
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藍坊主
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なぜ、こんな苦しみや悲しみが、世界中に充満しているんだろうって、 絶望の真っ最中にいるあなたは、きっと思ってるんだろう。 決して長続きしない幸福感、安定なんて知ることのない安心感、 のぼったかと思えばすぐに崩れる、何が素晴らしい世界だって。
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藍坊主
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消えてしまいたい ふと思いませんか 別にどうでもいいですか 透明な水の底に薄くたまってる 不純物が愛しい
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藍坊主
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ひっぱるほど縮んでゆく、かた結びのような愛と、 広がるほど薄まってく、みんながみんなを愛そうとする心。 僕らはそう、あの地平線のよう、 空と大地の、どちらが描くのか、わからない曲線
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藍坊主
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頭の上に広がる暖かな空は 今朝 毛布に残してきた温度や湿度かもしれない そこに浮かぶ大きな雲は さっきしたあくびかもしれない
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藍坊主
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僕らはどこにいるんだろう、 あなたはどこにいるんだろう、 あなたをあなたにしてるもの、 それは一体なんだろう。
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藍坊主
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感情、これ以上のビジョン、めった刺し、雑誌放って崩壊、凍った凝った夜空に、 連綿と、連日、人体模型の図ずっと描写、秒速、病気のような気分で、 アカン、感情じょうろ状、漏れて、徐々に二三四体、模型五体、分裂、ろうろうと、六体、 一斉に心臓共鳴、めいめいの、目、目、点灯、滔々と、つのる。
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藍坊主
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エンドライン、エンドライン、アンダーない。 end来、円、打、宮、安堵ない。 萌芽、生&死、スター、シャイン、アウト。 開始ライン、開始ライン、勢at生。
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藍坊主
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遠い、遠い心の奥の向こう側 狂おしいほどの光がまた狂っていく、 「俺をここからだせ、だせ」と ひしゃげてる、闇を裂いて。
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藍坊主
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とても深い、風のおなか、ルノは得意げに、るくるく、まわる。 見てよ、太陽、僕はきたよ、かみさまがくれた、4分かんのはね。 葉っぱに乗って、深呼吸、ひだり、みぎ、ざわめく、生命。
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藍坊主
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髪の毛薄い俳優が テレビで輝いた 気の弱い役の中で 中学生の時の写真を テレビで写していた
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藍坊主
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灰色の夜に 黄色い首輪の年老いた犬が テールランプ見てる あんな風に早く走れたらいいなあ あんなふうに僕も走れたらいいのになあ
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藍坊主
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たんたん、と、刻んだ、あなたへの想い 私は、毛糸だけを、紡いだわけじゃない とんとん、と、叩いた、背骨の裏側 夜が死に、朝がくれば、笑えるのかしら
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藍坊主
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生きて死んでゆく 僕たちはどこへゆく シリウスもカノウプスも 今日はやけに眩しい気がするよ 僕の輝きは
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藍坊主
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車道から雨の音 窓ガラスに映る黄色 あの日から動かない 生乾きの時を泳ぐ
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藍坊主
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月の夜でした 風はとても奇麗な星の中を 揺らめいて流れた 僕とあなたの手だけ 街灯に羽ばたく妖精たちの群
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藍坊主
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静かな池 低いトンボ 触れる前に 風が滑る ざわめく水
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藍坊主
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雨意裸裸歩和裸THUNDER 裸列怖畏 ウィーララファーラサンダラレフィー (雨の予感の中 裸の人々が歩く
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藍坊主
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あなたに会えて 本当に良かった そう指先に込めて シャッター切った すべての景色があなたの
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藍坊主
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またずれてゆく 僕ら そしてたまに 戻って 君が居た空気さえ
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藍坊主
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何もかも忘れてしまわないで。あの日、生まれたものは、悲しみだけじゃない。 玄関を眺め期待してるのは 天国からの「ただいま」かい。 「もう会えない。。」と。何回も何回も 胸のポンプ押し続け
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藍坊主
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春風吹いたら それがスタートの笛の音 微かに感じる 暖かさに聞いた
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藍坊主
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枯れないように枯れないように 君がくれた想いに水を与え続けた 両手広げ飛び跳ねても覆いつくせないほどの大きい喜びに ある日君のくれた想いは
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藍坊主
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肉眼で見えるんだって 銀河は 望遠鏡がなくても 見えるんだって 天の川じゃないよ
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藍坊主
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死体になるトリッパー 木漏れ日に浮かぶ走馬灯 馬よりずっと早く 弾丸よりもさらに早く 思い出は駆け巡る
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藍坊主
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潮風吸い込む 心臓が弾ける 海は広い 僕は小さい アリさんはもっと小さい、って
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藍坊主
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歓楽街を抜けて 酔った息をとりだした 冬に浮かぶその白は 月の手前で途切れる 一本しか無い街灯が
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藍坊主
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境界線の向こう 鳥の涙が 生きとし生けるもの全てに とけ込んだ 海岸線は今日も
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藍坊主
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ハローハロー 光る 二枚の羽 暗い世界を照らした羽 愚かで弱く臆病な僕が
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藍坊主
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「チョコレートが嫌いなの。」あなたの言う淋しげな口癖 舌先で溶けてしまう言葉みたいだからと 昼下がり 喫茶店 煙草を燻らせてる僕は
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藍坊主
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一斉の「せ」で飛び出した 同志よ闘志燃やして 己の道を切り開いていけ 誓った絶対の信念 自分を救えるのは
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藍坊主
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ため息がまだ熱を帯びてる 別れの言葉をあと何回言えば 僕の心は分かるんだろう もう君がいないってことを
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藍坊主
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マッチ箱から取り出して 灯した 君との夢の欠片は 大都会のビル風に 消えそうな光
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藍坊主
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僕らは空を見上げ 僕らは空を見上げ 変わらない景色を 見上げるのでした
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藍坊主
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さぁ。おやすみ。旅をしよう。子守唄越えて。 さぁ。おやすみ。旅をしよう。夜光虫越えて。 バクバク。。。バクバク。。。
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藍坊主
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ユーカリの木が風にゆれる 僕たちはこれでお別れだ 楽しい事だけ連れて行こう 悲しみはどうせついてくる
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藍坊主
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月の差す フラスコ 泳ぐ エフィラ
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藍坊主
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例え、何も発せず、何も語らずとも、命は躍動し共鳴する。 ただ生きる。なんてない。ただ生きる。なんてない。 消えそうで、それでも諦めない鼓動。心が奮えて涙が滲む。 さよなら。は言わない。さよなら。は言わない。
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藍坊主
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ひかりの消えた町で僕らは 大人が消してく明かりを探す またひとつまたひとつ消えてく 消されないように僕らは走る
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藍坊主
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祈りの主よ あなたの望みは 自分の活躍ですか? それとも自分が要らなくなる日ですか?
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藍坊主
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タイムバッファロウ。地球を眺める 単純化しすぎた僕らに これでいいんですか、いいんですか。価値観に角立て 過去の傷を
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藍坊主
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空も眠りそうな 風が吹いてる そよぐ ちぎれそうな 僕のこころ
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藍坊主
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低迷宮の月が揺れる、錆びた水面に浮かんでる 波が立つたび、消えそうだよ、どうせ、私は偽者さ 銀の釣り針、垂らしてほしい、そして空へ、連れてってほしい
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藍坊主
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日が日が暮れてくざわざわしてゆく、 夕餉のリズムに浮かされて。 彼も彼女も靴を鳴らすよ、 今夜は一体何を食べようかな。
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藍坊主
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泣ける映画が見たい時 本当は笑いたいことに気付く お笑い番組が見たい時 本当は泣きたいことに気付く
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藍坊主
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フラフープの輪が棒に変わる、90°回転させただけで。 □も△も○も横から見ればただの線さ。 君は笑うよ、誰かのように、僕は見たいよ、君の姿を、
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藍坊主
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フィーウェルヲンヲン、透明に墨汁を浮かべた、倦怠感、 奥歯に刺さった、昨日の残り。 「フィーウェルヲンヲン」、こんな造語、意味などはないのです。 ただ、目が腫れてる、今の、感じ。
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藍坊主
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「助けて。」と言の葉が言えた時 心に樹が生えてることを知る この葉を落とすことは怖かったよ 細い枝
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藍坊主
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僕は生まれて今日の日まで 人間として生きてきた だけど 本当はロボットなんだと 言われたら信じそうな気がするよ
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藍坊主
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エリゴザール、スピューラミー、形はない 意味もない、それでも、それらはあるのです、ここに、こうやって 輝きをなぜ、壊してまで、人は意味を与える そこにある存在、ただそのままをそのままに、僕は、肯定する
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藍坊主
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愛想笑いが うまくなったな 相当自分をぶっ殺してんだろう 精神解放が彼をゲイにした 人間模様は色とりどり
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藍坊主
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この部屋に越して 一週間のある日のこと 君と見付けた 二つ並んだコーヒーカップ
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藍坊主
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君の心の奥には 暗く長い迷路がある いつからか僕はすっと迷いこんでしまっただろ 僕の目線
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藍坊主
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六時のチャイムを ひさびさ聞いたよ 空気のうまさに 顔がにやけてる 肉屋のおじさん
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藍坊主
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僕は空が飛べないよ そしてとても弱くて だけどあなたはいつでも 僕のこと見捨てないよ
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藍坊主
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坂をのぼると大好きだった つつじ咲く 春の保育園 先生はいつも本読んでくれた わくわくの物語ばかり
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藍坊主
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ハウスダストが光って 陽の光りに浮かんでる 布団にくるまっていたら たまご焼きの匂いがした 食器の音が響いて
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藍坊主
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一月のある日のこと 目が覚めて時計を見ると もう二時 昼に来ると言ってた君 部屋の外に立っていた
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藍坊主
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何にもない空からね 唄っていたい 君の前には何がある? 登りたくなる山はある
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藍坊主
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六時のチャイムがなった時 光に押されて歩いた道 チャンバラごっこで叫んだ声が 今も胸にこだまする 変わりたくないと思えば思うほど心の中に雨がふる
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藍坊主
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乾かないシーツの夕暮れ時に ふとここ どこだったっけ 今何 やってるんだっけ
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藍坊主
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空が綺麗なこの町で、いっしょに見ていた月の色 初めてくれた手紙には、コロッケ色の月の色 さぁ僕ら月を見てた、同じ痛みを抱えて さぁ何が、どんな色で、心を溶かすのだろう、心を描くのだろう
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藍坊主
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凍えそうな窓を飲み込んでく 物語りを開く音が響く 君も雲も 安らいで息を立ててる 宇宙はページをめくる
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藍坊主
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やっぱりハズレた アイスの棒を噛んで 虫食いだらけの ビンゴに笑って 良くも悪くもない
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藍坊主
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君が泣くのなら僕は笑うから ここから辿ろう 涙の向こうへ 眩しすぎる蛍光灯
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藍坊主
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精一杯背伸びしてみるよ今日は マザーツリーから伸びているブランコへ手が届くように 地上は悲しみで溢れてるけど ツリーの上には満天の星空があるよ
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藍坊主
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本を読んでも胸に 何もこない毎日を 繰り返すたび僕は ゆっくり消えてるのかも 新鮮さ
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藍坊主
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声を上げてみようぜ まだまだ勝負は終わってないよ どんなエンディングが待ってても クソだせえ最後だったとしても
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藍坊主
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真空パックされたベーコン色した空が 君のいない影をのばし続けてく 工場 鉄塔 学校
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藍坊主
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もしあなたがいなかったなら 僕は足から根っこが生えて 地面の底に引っ張られて もう埋まってたかもしれない あなたの言葉がなかったら
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藍坊主
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猫が僕の椅子で丸く寝ている もし明日世界恐慌が起こっても 猫は眠る やっぱり丸くなって
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藍坊主
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オーラブミー オーラブミー オーラブミーテンダー 散らばる星クズを包むように オーラブミー
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藍坊主
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夏が終わり告げた日 僕らは大人へ変わった 大丈夫 淋しさの理由は汚れたからじゃない
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藍坊主
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あなたと空と星と夜明け、何時迄も何時迄も忘れないよ、此の胸に 名前も知らない、鳥が囀り、名前のない雑草に光ってる夜露 朝日が沁みる旅立ちを此の胸に此の胸に、何度も重ねて歩くよ、此の道 流れ流れて此の場所で、巡り会えたら、其れ迄其の日迄、忘れないように
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藍坊主
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そして彼はどこへゆく 真夏の風は雨に揺られ 湿る土の匂いに 体を預けた なぜなぜなぜだろう
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藍坊主
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青い衝動雨の臭い 夏が蒸発してく ツンとする拳とマザー 頬にはカントリーロード 橙色の夕日に
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藍坊主
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ハッピーリバースデー なぜ誰も助けてくれない そりゃそうだろ 弱った姿を 見せたくなくて孤独を
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藍坊主
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ひらひらひらりと光る 青白い空気の予感 切り取られた入道雲を 外においてさあ行こう
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藍坊主
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雨が降ったら、コーヒーを飲もう、 仄青い鼻先を揺らして。 風が吹いたら、こんがりしてて、 網戸越しのパン屋を眺める。
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藍坊主
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誰もいない、野球場、芝の中、ある白球 マウンドで、振りかぶって、おもいきり、おもいきり、投げるストレート スタンドバイミー、拾った、汚れてる白球は スタンドバイミー、宙舞って、初めてボールになった
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藍坊主
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前傾姿勢でハンバーガー ほおばって今日が終わる 布団の中で不安になる鎖骨の奥。いよいよ眠れません。 夜の台所、奇妙な安心感にヤカンも特別に見えてしまってしょうがない
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藍坊主
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さよならさよならそら このままでいよう きりもみするのはやめて このままでいよう
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藍坊主
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ベンチで手紙を読む老人 老人の右足の横に転がるリンゴ リンゴの伸びた影を踏むイヌ イヌの鼻先を飛ぶカナブン
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藍坊主
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「きっと、月の裏側で、ウサギは、涙を流し、 蒼い星に帰りたい、そう想い、泣いている。」 そっと、呟いた君は、地面に、月を描いた 赤くはれた、目を細め、イビツに、3個、作った
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藍坊主
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君の手の温もり感じて歩く夜道 嬉しそうに 微笑む君 だけど僕は気付かぬうち ポッケに手を突っ込み
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藍坊主
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さんざん世界を憎んで ツバを撒き散らしながら 演説を繰り返してる 狂ったオヤジを眺める
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藍坊主
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皮肉ばかり言ってると いささか心が渇く 真っ青な空だけが 僕を許してくれる気がした
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藍坊主
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僕は知ってしまった この世で一番怖いのは あたりまえがあたりまえじゃ なくなる時その瞬間だと
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藍坊主
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かかとがつぶれた靴で ダラダラと散歩する びんぼう草を踏み潰し 死んじまえ、とつぶやく
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藍坊主
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タバコに火をつけて吸う ジリリジリリと燃えてく 唾が苦い吐きだしても 苦い、苦いよ
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藍坊主
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死にたいと君はつぶやく 死にたいといつもつぶやく そんなに死にたいならば 勝手に死んじまえばいいさ
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藍坊主
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愛想笑いが うまくなったな 相当自分をぶっ殺してんだろう 精神解放が彼をゲイにした 人間模様は色とりどり
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藍坊主
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孤独、自殺、レイプ、暴行、差別、集団モノマニア いつからか僕は知ってしまった 人間はとても淋しいよ 虫が舞う蛍光灯 壊れかけの扇風機
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藍坊主
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あなたはそう おいしいという あの子は絵の具で描き美しいという 彼は流しにひっくり返し嫌いという
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藍坊主
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ご飯が僕をむしゃむしゃ食べて 新聞が僕の文字を読んで 溜まった課題が 山のような選択が 日々僕をやっている
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藍坊主
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あの空を何度でも 思い出すよ 僕はもう 戻れない だけどまだ
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藍坊主
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生まれたばかりの、柔らかな鼻を、飽きる事も無く、自分で触ってる。 触たその時の、触れられた感覚。それが、全部、君だ。 足や胸や目や耳や、そして、その外が『世界』だ。 この奇観を抱いて、さあ奇跡を歌え、
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藍坊主
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シルバーシートを染める 夕日の中を一人 見えない誰かと話す オールドマン 杖を鳴らす
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藍坊主
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進んだ旅路の果て どうして世界は丸い ゴールがまたスタートだなんて耐えられない 永遠なんていらない
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藍坊主
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草原に渡る笛 音を辿ってパジャマで 精神世界の風景 いや 狂信的な太古のムーンの下
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藍坊主
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頭のもやもやが消えないぜ 本を破って尻を拭いて流した でも流れない 俺の汚いあいつ 君は誰だい
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藍坊主
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世界の真逆から湧いた魂 骨のない 虫たちの体 冬になったら うつろなホール
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藍坊主
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まるで群青が天体から降り注いだような虫の声を聞いた。 気のせいなのか、すぐにそれは奇妙に折れ曲がった調子で、地下鉄に消えた。 軋むレールと、故郷の風景が、混じり合った、半透明の視界。
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藍坊主
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夜の工場が、湯気を吐き出して 今日もぼんやりと、海を照らした いのちはどこ
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藍坊主
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細胞分裂がしたいよ アメーバのように この欲望は宇宙の摂理に消えた フッ。フッ。フッ。。。そして少しほっとした 午後の朝
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藍坊主
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ニワトリなのか タマゴなのか 始まりを想うたびに迷い込む感じ 答えはあるのでしょうか どうにも不思議な世界
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藍坊主
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明日から何しよう、いざ自由になると、 いろいろ忘れてる、文字の書き方とか。 仕事はもうやめた、だってつまんないんだもん。 うまく言えないけど、夏が始まってる。
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藍坊主
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はっぱにむしゃむしゃと、トンネルをあけてく、 八本あしの五番めは継ぎはぎの白い靴。 くたびれたルノは、ちょっと月をみてた、 そんなときフクロウのホウホウもかきけして、風!
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藍坊主
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とんでる眼鏡、へアーブラシ、ラッパ、 クッキー、シェイカー、フライパン ステップ&ハイドでよろめく、 しゅっと眉毛をかすめる銀のフォーク
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藍坊主
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ロボハートストーリーは誰が握ってんだ 騙し合いの様に見える社会で 誰かを信頼して思い通りいかなくて 誰のせいになんの? こんなん考えている僕はロボットのよう
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藍坊主
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涙は枯れ果てはしない 吐き出しそうな嫌悪の雨 降っては心をにごらせ ひどく空っぽになるまでさらってく
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