楽曲・タイトル |
アーティスト |
歌詞・歌い出し |
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河口恭吾
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僕がそばにいるよ 君を笑わせるから 桜舞う季節かぞえ 君と歩いていこう
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河口恭吾
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もしもピアノが弾けたなら 思いのすべてを歌にして きみに伝えることだろう 雨が降る日は雨のよに 風吹く夜には風のよに
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河口恭吾
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くだけた言葉の方がわかってもらえるかな 書いては消してまた書いて 僕だけに見せるこぼれそうな笑顔を 思い浮かべて気付いたよ
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河口恭吾
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朝が来るまで泣き続けた夜も 歩きだせる力にきっと出来る 太陽は昇り心をつつむでしょう やがて闇はかならず明けてゆくから
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河口恭吾
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逃げるが勝ち 逃げるが勝ち 逃げるが勝ちさ 逃げるが勝ち 逃げるが勝ち
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河口恭吾
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掃き出された駅のホーム 結び目の落ちたネクタイ 何かに追われるように 今日がまた終わっていく
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河口恭吾
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ゆうべ眠れずにむかえた朝は 昨日までとまるで違って見えた 行く先なくした君への気持ち 青空ににじんでゆくよ
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河口恭吾
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Takingくだらない話 相槌を打つ さえないI'm a looser
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河口恭吾
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泣きながらラッシュ・アワーの 人ごみを縫うように走る 左手にあなたの手紙 くしゃくしゃに握りしめながら レッド・センセーション
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河口恭吾
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もてあましてる腰つきで 夢見させてくれよベイベー 見えすいた嘘を楽しんで まわりだす安物のワイン…ワイン
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河口恭吾
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風の中で笑ってる 君を探していたんだ 柔らかな記憶があふれ出して そっと僕を埋めてく
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河口恭吾
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そこに行けば どんな夢も かなうというよ 誰もみな行きたがるが 遥かな世界
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河口恭吾
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さよならは別れの 言葉じゃなくて 再び逢うまでの 遠い約束 現在を嘆いても
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河口恭吾
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なくしてしまったものを 青く染める夜明けの空 どこでもないさ ここは
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河口恭吾
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夢を見てる 夕陽のマリーナ ロゼに染まるシャブリは 2人をいつもより
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河口恭吾
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ねぇ どうして すっごくすごく好きなこと ただ 伝えたいだけなのに
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河口恭吾
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線路沿いのフェンスに夕焼けが止まってる 就職の二文字だけで君が大人になってく 向かいのホーム特急が通り過ぎる度 とぎれとぎれのがんばれが砂利に吸い込まれていく
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河口恭吾
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まわれ まわれ メリーゴーラウンド もうけして止まらないように 動き出したメロディ
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河口恭吾
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幸せであるように心で祈ってる 幸せであるように心で祈ってる 別れはつらくて それでも愛しあって
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河口恭吾
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月の砂漠をどこまでも 白い駱駝のコブにゆられて行く 七つの海と国をこえて 探してるのは俺の盗まれた心
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河口恭吾
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会えない人を思う夜には 出すぎた渋い紅茶が似合う 見上げた月は私のこころ さみしく尖って一人ぼっち
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河口恭吾
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ありふれた 出会いと別れだけが いつでも僕らを進ませる さよならを僕は引きのばして 「いい人」で
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河口恭吾
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起き抜け 汗ばむ首筋で 新しい季節を感じた 「昨日までと違う世界で生きてみたい」って君が飛ばした
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河口恭吾
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さよならは誰に言う さよならは悲しみに 雨の降る日を待って さらば涙と言おう 頬をぬらす涙は
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河口恭吾
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Want you 俺の肩を 抱きしめてくれ 生き急いだ男の
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河口恭吾
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生まれて来なければ よかったなんて 心が つぶやく日は 人ごみに背を向け
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河口恭吾
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もしもヒバリになれたら空をはばたいて遠い街 あなたに会いに行きたい せまい鳥カゴを抜け出して いけない事かしら正直すぎるのは
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河口恭吾
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はぜ掛けの稲穂さざめく 畦道をたどる面影 ひとつ指 蜻蛉よとまれ 夕空に
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河口恭吾
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揺らぐ陽炎 蝉の声 ぬるいラムコーク 君の指を噛みながら
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河口恭吾
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渡良瀬橋で見る夕日を あなたはとても好きだったわ きれいなとこで育ったねここに住みたいと言った 電車にゆられこの町まで
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河口恭吾
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最後のキスはタバコの flavor がした ニガくてせつない香り
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河口恭吾
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いつか見た夢へつづいているのかな 水はどこまでも青空うつしてる 君と僕をつなぐ長い橋わたれば きっと素直に言えるよ「ごめんね」と「ありがとう」
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河口恭吾
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静かな海に悲しみを溶かしたら コバルト色の空はそっと明けるだろう いつかあなたと描いた夢が心をゆらす
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河口恭吾
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君のかわりなんてどこにもいないのに 君によく似た人をいつも探してしまう 誰かに一から話すのも面倒で 普通の顔してすましてる
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河口恭吾
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愛の歌うたおう 青空どこまでも 愛する君のため 僕は歌おう
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河口恭吾
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君のいない冬空を見上げた街角で 北風が叫ぶように不器用な夢をさらう 伝えきれぬ想い吐息にからませて 海を越え君の暮らす街に
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河口恭吾
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その気にさせて突き放して 夢は悪い恋人 背中を向けたら 甘い声 明日をささやくのさ
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河口恭吾
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なんでこんな風にこんがらがっちゃったんだろう あの子は目を逸らしたままで 小さな声 「別れましょう」って言った 窓の外はむせかえるよな
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河口恭吾
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打ち寄せる白い波 南風に花の香り 輝く陽射しと続くビーチ あぁハワイ
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河口恭吾
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ただ一人寂しく悲しい夜は 帽子を片手に外へ出て見れば 青空に輝く月の光に 心の悩みは消えて跡もなし
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河口恭吾
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窓に陽がきらきら 遅く起きた朝 部屋に 花を飾ろう 赤いバラを
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河口恭吾
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泥棒にげんこつ ドカンともらって 竹屋の屋根まで吹き飛ばされズキズキ ドジョウの女将はお池でブギウギ
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河口恭吾
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真夜中に電話とったら風の音 「飛び降りる」と君は言う こんな時「どうしたの?」くらいしか返せない 自分にホント凹むけど
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河口恭吾
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どうにかなるさって 明日のことなど悩んでるよりも 二度とは来ない今夜を踊れ 孤独な素顔に
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河口恭吾
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変わり続けるこの世界で変わらない気持ち 出会えたよ それぞれの明日を選んだ今日でもありがとうって言えるように あなたが思うほど強くはないけど
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河口恭吾
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見えなくなるまで君が手を振ってた 小さなホームヘ 久しぶりに降りた午後 花曇りの君の町
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河口恭吾
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余計な物など無いよね すべてが君と僕との 愛の構えさ 少しくらいの嘘やワガママも
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河口恭吾
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あんなにも 好きだった きみがいた この町に いまもまだ
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河口恭吾
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変わらないものなどどこにもないのなら この君への想いもいつか変わってしまうのかな 当たり前の日々にすり減っていく何か 大事なことをまた見失いそうになるから
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河口恭吾
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生まれるとこを選べやしないから 結局ここでがんばるしかない 踵を鳴らして 今日も歩いてゆこう
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河口恭吾
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君を見つめてる いつもその笑顔を 君を見つめてる こぼれるその涙も
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河口恭吾
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こないだの事は オレがわるかった 反省してるから ゆるしておくれ
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河口恭吾
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今年もあと少しでまた終わろうとしてるけど どうだろう?君や僕やこの世界はよくなってるのか? 聞き飽きた歌をならべても 救えないものもあるさ
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河口恭吾
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部屋のそうじをはじめたら 昔のものがいろいろ出てきて 匂いのする消しゴムや チョコレートのおまけだったシールやら
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河口恭吾
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直りかけた傷の色 サビの味がする水 まぶたの裏で蒸発した夢 ほころびた糸の先 思い出したくもない
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河口恭吾
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君の電話 おかしなタイミングで 留守番電話になった 悪い予感 奥歯につまったジェリービーンズ
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河口恭吾
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夜が明ける前に 僕ら旅に出よう 重すぎる荷物をすてて オンボロのクーペで
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河口恭吾
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にぎやかな街へ繰り出そう パーティーはもう始まってる エビバディ地図なんていらないよ 美味しいそうな匂いを辿ればいい
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河口恭吾
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ライライライ 昨日より今日を あなたと愛せるように ライライライ 小さな幸せを
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河口恭吾
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暮れなずむ町の 光と影の中 去りゆくあなたへ 贈る言葉 悲しみこらえて
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河口恭吾
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走り出したら 何か答が出るだろなんて 俺もあてにはしてないさ してないさ 男だったら
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河口恭吾
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北京 上海 ひとっ飛び 頓馬なオイラ 夜ごとブギウギジャンボリー
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河口恭吾
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寒いテラスで 君に手紙 書いているのさ 文字の震えは そのせいなんだ
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河口恭吾
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出掛けに慌てて伝えた「18時ちょうどに迎えに行きマス」 先週は犬の話で盛り上がったのに 終電ダバダ 歌舞伎座の前
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河口恭吾
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「大したことないさ!」って言えたならどんなに楽だろう 背負い込んだ荷物 笑っているのは見栄っ張りな心と、膝小僧 まだ見ぬ世界
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河口恭吾
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振り返ると いつも君が笑ってくれた 風のようにそっと まぶしすぎて
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河口恭吾
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嗚呼 唄うことは難しいことじゃない ただ声に身をまかせ 頭の中をからっぽにするだけ 嗚呼
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河口恭吾
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青い青いこの星に生まれた みんな繋がって生きている兄弟さ 思い浮かべてみよう 世界中の人の笑顔
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河口恭吾
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くちびる少し尖らせながら あなたの顔に吐き出す煙 泣いたりするの好きじゃないから やさしい言葉やめてよ
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河口恭吾
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君の白い吐息と 冷たい左手が 僕をあたためるよ いま どんな言葉よりも
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河口恭吾
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何十分も待って いつも来ないのは君のほうだ でも情熱家としては これも試練なんだと受け止めて 土曜の午後の騒がしさにため息つく
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河口恭吾
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ねじれたウソをかき分けて 息切らして どこへ行くんだろう? やつれた頬にヒゲがのびて
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河口恭吾
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悲しくて見上げた空の色を忘れる頃 やさしさにまた自惚れては誰かを傷つけんのかな 終わらない愛の呪文 おしえてくれよ
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河口恭吾
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AもBもCもDも酸も甘いも知りすぎたらXYZ 夢に描いた都会の暮しは何処へやら望郷の想いさえスモッグで煙る 予定調和のブルースが耳鳴りのように絡み付く夜さ
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河口恭吾
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思い出をけり上げた すり減ってしまった夢がはずかしくて 「オレだけは違うんだ」って 息巻いてた自分が少しなつかしくて
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河口恭吾
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ポケットの中忘れてた 終わらぬ夢のかけらを 確かめるように取り出して 空にかざす
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河口恭吾
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うまくゆかない時の方が 多いもんさ 話を聞くよ ベイビー肩を落とすなよ この先のこと見えないって
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河口恭吾
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あの娘はどこの娘 こんな夕暮れ しっかり握りしめた 赤い風船よ なぜだかこの手を
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河口恭吾
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海の見える丘の上 木陰の昼下がり 読みかけのページを手にうとうとしてる 波音が吸いこまれて
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河口恭吾
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悪いうわさも聞いたけど わからないわ 男なんてみんな一緒 初めはやさしいから
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河口恭吾
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相づち代わり空けたグラス なんだか寂しいね 弱音めいた言葉で溶けた氷 突つく背中
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河口恭吾
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ふわふわと 甘いあわ いくじなし 私だわ 君の弾くギターにふるえる
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河口恭吾
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終わらない仕事抱えて飛び回る金曜日 凍りつく首都高 あがり続けるメーター 遅れることを謝る電話切り、気付いたんだ
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河口恭吾
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何から伝えればいいのか分からないまま時は流れて 浮かんでは消えてゆくありふれた言葉だけ 君があんまりすてきだから ただすなおに好きと言えないで 多分もうすぐ雨も止んで二人たそがれ
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河口恭吾
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深い霧の朝に君は旅立っていった この空の向こう遠い場所 最後の日付で届いた手紙には 見慣れた君の文字「ありがとう」
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河口恭吾
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かわいたこの街に雨が降る 私の心に雨が降る 夕べ見た夢のあなたはやさしくて 夢だと気付くの
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河口恭吾
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たまの休みは午後まで寝たい 腹が減ったらやむなく起きて 冷蔵庫をのぞく 留守電やらメールやらはもう
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河口恭吾
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自分の足も見えない電車に押し込められて ドナドナ今日も子牛はゆくよ カタログに載ってるような服や車や暮らしを 手に入れるのは大変だから
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河口恭吾
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I love you 今だけは悲しい歌聞きたくないよ I
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河口恭吾
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ちぎれた夢を夕暮れが赤く染めて あなた想えば海鳥の声がひとつひびくよ アラハの浜にあの日と同じ風が吹き 瞳きれいなあなたの匂いさえそっと運ぶよ
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河口恭吾
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溶けた氷を指でつついた 静けさより重い湿った風 ふせた瞳にあふれてる君の その涙にかえす言葉がない
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河口恭吾
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青空に心 染めて そっと 口ぶえ吹こう風にのせて この想いを君のもとヘ
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河口恭吾
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シャボンのように弾けた 楽しいだけの時間 空っぽの週末に 思い出が溢れだす
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河口恭吾
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永遠に答えなどないのに また探してしまうよ 気まぐれな春の風に吹かれて 終わった恋がゆれてる
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河口恭吾
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傷つくことより傷つけることが 怖くなって口数 昔より減ったよ 眩しい夏が過ぎ秋がくるように
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河口恭吾
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降り続く雨が世界を濡らして 僕らは凍えてる 僕らは凍えてるけど 正しい答えは分からなくたって 大切な事は
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河口恭吾
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揺れる蜃気楼 止まった青空 溶けかけてる君のアイス 何もなくても 完璧だった
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河口恭吾
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埋めた肩 濡らす涙が 温かくて心 破けたよ つかえた言葉と沈黙が
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河口恭吾
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さよならの言葉さえ 言えなかったの 白雪姫みたいな 心しかない私 遠く去っていく人に
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河口恭吾
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幸せに迷ったとき 自分を責めないで 誰かを愛する気持ちは キレイなものだから
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河口恭吾
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逃げ込んだ深夜のファミレスで 切れたくちびる 沁みるジンジャーエール 家で待っているママを泣かせるのが怖くて
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河口恭吾
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話をするときの仕草が好きだ 両腕を束ねて頬杖をつく 電話を取る時の言葉が好きだ 「もしもし」のリズムが耳に心地いい
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河口恭吾
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去年より遅れで 色づいた銀杏並木 英雄が見守る 市営グラウンドのベンチ
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河口恭吾
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寝ぼけた左手で君をさがす 聞こえてくるシャワーの音 寝返りうつ背中 君の声
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河口恭吾
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心の隙間に 優しい雨が降る 疲れた背中を そっと湿らせてく
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河口恭吾
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槍ヶ先の交差点5時半の空は桃色から蒼へのグラデーション "REDEMPTION SONG"聴こえる店先ひやかせば今年最初の湿った風 夕闇に濃くなるのは
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河口恭吾
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朝から課長のお茶汲みなんて…なんで私が!?って 湯気立ててるよ給湯室 彼氏にメールでグチをこぼせば逆にヘコまされた 「そんなのお前だけじゃない」ってサ
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河口恭吾
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沈む夕陽を見にゆこう 君とあの海へ せわしない街抜けだし 風に吹かれたい
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河口恭吾
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黄色く染まった絵画館前のイチョウ並木は 絵はがきみたいでいつもしらけてしまう イーゼルかかえた老人は去年と同じ人 今年もまたなぜかここに来てしまった
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河口恭吾
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花咲く春は 生まれた町を あなたに見せたい 素足の夏は
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河口恭吾
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涙のわけ思い出して 笑えるほど時が過ぎても 冬の匂いを見つけた朝は 今でも胸がざわめく
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河口恭吾
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Like a long lonely stream
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河口恭吾
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今夜 君とまちあわせた 行き交う人の街角 はやく君に会いたくて なんども時計をみるよ
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河口恭吾
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少し背伸びした気分で あなたと歩いたこの街 買い物途中 カフェラテのヒゲ ふざけて撮った写真
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河口恭吾
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いま以上 これ以上って やさしい人を押しのけて 手にしたものは いびつで鼻につくちんけな東京
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河口恭吾
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まぁこんなもんかなって言いながら でも本音は物足りなくて 時計がわりのワイドショー 味付けされたゴシップにコーヒーすすれば
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河口恭吾
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昔話は大嫌いさ 悲しいことばかり 覚えているから どういえば良かったどうすれば良かった やめようぜ
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河口恭吾
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ジグザグのビルの影 空を分けて 映画のように 街の色を映してる
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河口恭吾
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Bon Bon あなたのために さぁお菓子をつくろう Bon
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河口恭吾
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いま流れる涙が胸の奥にしみこんで いつの日か誰かへの優しさに変わればいい 星は回って夜は明けるだろう サナギのようにサヨナラ脱ぎ捨てたら
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河口恭吾
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しだかれど凛と咲いた 名もなき花よ うつせみ頷くように 何故に微笑むの
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河口恭吾
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見えなくなるまで君が手を振ってた 小さなホームヘ 久しぶりに降りた午後 花曇りの君の町
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河口恭吾
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放課後の教室に残り夜になるまで語ったね 好きなコや好きなアイドル音楽やうわさ話で笑ったね あの頃の夢が思い出になってしまったのは一体いつからだろう?
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河口恭吾
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数え切れない思い出あふれてあたたかい涙に変わっていく あたらしい日々が今日から始まる幸せの鐘に見つめあう 二人じゃなきゃ見れない景色がある 信じたこの手をはなさないよ
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河口恭吾
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風に揺れる 君の髪は たそがれ色を纏って 甘い匂い
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河口恭吾
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小さなその手をのばしてる 白い雲 大きな瞳で見つめてる 青い空 青い空
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河口恭吾
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イライラするのはやめにして ひとまず一息入れようよ かわいいあの娘がわらってるよ 浮かない顔をほら上げてみなよ
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河口恭吾
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夕暮れの空に輝く あの一番星はカペラ 指差した君の横顔 誰を想っているの
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河口恭吾
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いま以上 これ以上って やさしい人を押しのけて 手にしたものは いびつで鼻につくちんけな東京
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河口恭吾
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赤く頬染めて 喜びに顔歪ませ 誰も知らない 甘いメロディー聞かせてよ
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河口恭吾
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高くてグラつくヒールのまま 三段とばしで駆け上がれ 駅の階段 靴ズレ用のバンドエイドと
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河口恭吾
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君から言えないなら いま僕から言おうか うつむいたままの君が答えだと そんな顔しないで
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河口恭吾
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朝もや立ち込める河川敷を一人で 眠れず歩いてた夢の続きみたいに 君が望むようなこの先の幸せは たぶん僕じゃないと二人ともわかっていた
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河口恭吾
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もしも道に迷う夜は 瞳を閉じて 真っ暗な心に星を 星をさがそうよ
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河口恭吾
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君が悪いわけじゃない なんて かえって傷つくのに あぁ 好きな人ができたとか
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河口恭吾
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向かいのホームで不意に見かけた横顔 好きだった頃より少し落ち着いて見える 何気なく探したガラス越しのその向こう 見つめる私は長い髪をまだしてる
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河口恭吾
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8番時計の下で最後の口づけした ゲートをくぐる君の背中が遠くなる わかっていたのにこんなに胸が痛い 選ばなければきっと進めないときがあるよ
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河口恭吾
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出会ったばかりの僕らはいつでも 笑っていたのに 近頃じゃまるでケンカするために 会ってるみたいだ
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河口恭吾
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夏の恋 終わって 空はまた乾いていく 十四時の船 見送り
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河口恭吾
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水のない 魚になって かわいた部屋に あえいでいる
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