出会いと別れの季節である春になると、卒業ソングが聴きたくなりますよね。
卒業ソングは別れを惜しみつつも前に進む人を応援してくれる曲が多いので、卒業する人だけでなく、何かを頑張りたい人の背中もそっと押してくれます。
この記事のもくじ
卒業ソングといえば合唱曲「旅立ちの日に」
「旅立ちの日に」は卒業式に歌う合唱曲の定番。
学校を卒業して、遥かな空へ飛び立つ卒業生に向けた歌詞が心に響きます。
ピアノの演奏で始まるイントロでは、さまざまな思い出や青春が蘇ってきて、涙が溢れそうになりますね。
長年にわたって卒業式で歌われている卒業ソングなので、この曲を聴くと学生時代の友達との懐かしい思い出や、別れの季節の訪れを感じた人も少なくないでしょう。
合唱曲「旅立ちの日に」歌詞の意味とは?愛と希望あふれる卒業ソングを解釈!
【2024】卒業ソング人気曲ランキングTOP10
卒業式は今まで共に過ごしてきた仲間や先輩との別れの日。
そんな卒業式には卒業ソングを歌ったり聴いたりする場面も多いですよね。
ここでは、卒業ソングの人気曲をランキング形式でご紹介します。
【第10位】さくら(独唱)/ 森山直太朗
2003年に発売された森山直太朗の「さくら(独唱)」は、卒業ソングの定番となっています。
青春を共に過ごした友人との別れを惜しみつつも、その思い出を胸に未来へ力強く歩き始めようとしている歌詞には、思わず勇気を誘われることでしょう。
森山直太朗の優しい歌声と切ない歌詞が卒業シーズンにぴったりで、曲を聴くだけで満開の桜の情景を思い浮かべることができます。
ピアノバージョンもあるので、独唱が気に入った人はぜひそちらも聴いてみてくださいね。
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【第9位】未来へ / Kiroro
Kiroroの「未来へ」は合唱曲としても有名で、1998年の発売以降、今でも愛されている楽曲です。
友達との思い出や青春の日々を題材に歌う卒業ソングが多いなか、この曲がテーマにしているのは「母への感謝」。
卒業と同時に、幼かった自分や母の手の温もり、素直になれずに反発してしまった日々を思い出す様子が描かれています。
新たな未来へ歩き出す心情が切なくも力強く歌われており、これから親元を離れて新生活を始める学生や新社会人におすすめの1曲です。
【第8位】奏 / スキマスイッチ
2004年にリリースされたスキマスイッチの「奏」は、卒業シーズン問わず人気の名曲です。
別れの時をテーマにしており、今まで重ねてきた日々が未来への一歩として導いてくれるはずという希望を歌っています。
「CDTVスペシャル卒業ソング音楽祭2020」でも上白石萌音がカバーしており、リリースから時間が経った今でも「奏」が愛されているということがわかりますね。
【第7位】道 / EXILE
ボーカル&ダンスグループ・EXILEが2007年にリリースした「道」は、今までの思い出を回想し、これから新たな道を歩んでいく決意を歌った卒業ソングです。
「今まで歩んできた道の中で出会った人々や思い出を忘れない」と力強く歌っており、切なくも前向きに歩き出そうという決意が感じられますね。
また、この楽曲は EXILEの通算4作目のオリコンシングルランキング首位を獲得しており、人気アーティストが誇る代表曲となっています。
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【第6位】卒業写真 / 荒井由実
荒井由実の「卒業写真」は1993年に発売された卒業シーズンの定番曲です。
卒業アルバムを開くシーンから始まり、好きだったあの人に思いを馳せる姿が切なさ全開。
社会の荒波や人ごみに流され、適応するために変わっていくしかない主人公の心の支えになっていることがわかりますね。
卒業から時間が経った人でも、卒業写真を見て青春時代の恋愛を思い出す切ない歌詞に思わず共感してしまうでしょう。
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【第5位】YELL / いきものがかり
いきものがかりが2009年に発売した「YELL」は、卒業して離れ離れになる人に対しての応援歌です。
「さよならは悲しい言葉じゃない」という歌詞は、別れに対してネガティブな気持ちの人の背中を優しく押してくれます。
前向きな気持ちのなかに不安も少し混じっており、卒業を迎える人の心情をリアルに表現しています。
ひとりになる孤独な気持ちも正直に歌われているので、新生活への不安を抱いている人にもぴったりの卒業ソングです。
“サヨナラ”。飛び立つために送る、いきものがかりの「YELL」
【第4位】手紙~拝啓十五の君へ~ / アンジェラ・アキ
「手紙~拝啓 十五の君へ~」は、アンジェラ・アキの代表曲ともいえる卒業ソングです。
大人へと成長した僕が、15歳だった自分に対して書いた手紙をテーマとしており「迷ったときは自分の声を信じて歩けばいいよ」と優しく教えてあげているような歌詞に、思わず涙腺が緩みます。
15歳という思春期真っただ中、誰にも打ち明けられない悩みを抱えている人の気持ちにそっと寄り添ってくれるような歌声が魅力の1曲です。
【第3位】栄光の架橋 / ゆず
2004年にリリースされたゆずの「栄光の架橋」は、卒業ソングの大定番。
悔しさに涙を滲ませた日や夢を諦めかけようとしたときを「一生懸命乗り越えたからこそ”今”がある」と気づかせてくれる歌詞に、勇気がもらえますね。
これまで過ごしてきた輝かしい日々が「栄光の架け橋」となって、自分の心に繋がっていくということがわかる1曲です。
人知れず涙を流した経験を経て、今新たな未来へ羽ばたこうとしている卒業生たちの笑顔が浮かぶようですね。
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【第2位】3月9日 / レミオロメン
3人組バンド・レミオロメンが2004年にリリースした「3月9日」。
当時はメンバーの友人の結婚式用に作られた曲でしたが、卒業ソングとしても有名になりました。
今まで過ごしてきた思い出が「1人じゃない」と思わせてくれている様子を描いており、進学や就職などで離れ離れになる卒業生の心情ともマッチします。
結婚式も卒業式も人生の節目という点で共通しており、次の未来に向かっていく人を前向きな気持ちにしてくれるでしょう。
これまでの思い出と、これからの決意を感じることができる曲となっています。
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【第1位】旅立ちの日に… / 川嶋あい
卒業ソング人気曲ランキングの1位は、2006年に発売された川嶋あいの「旅立ちの日に…」です。
卒業シーズンの定番として今なお歌われており「CDTVスペシャル卒業ソング音楽祭2020」でも選曲されています。
「桜舞う4月の教室」「もう開けない教室のドア」など、青春のこれまでの思い出が語られており、この曲を聴くと切ない気持ちになるという人は多いでしょう。
川嶋あいの透き通った歌声も相まって、より涙を誘う1曲です。
泣ける卒業ソングのおすすめ
卒業は、これまで一緒に過ごしてきた仲間や恩師との悲しい別れを意味することでもあり、思いを馳せながら素直に涙を流したい人も少なくありません。
ここでは、泣ける卒業ソングのおすすめ曲を紹介していきます。
遥か / GReeeeN
「遥か」は日本の野球漫画がドラマ化された「ROOKIES」の映画版「ROOKIES-卒業ー」の主題歌で、卒業ソングとしても有名です。
GReeeeNらしい切ないメロディーラインが魅力のバラードで、これまで育ててくれた両親に対しての感謝が歌われています。
面と向かって両親に感謝を伝えるのが恥ずかしい人も、この曲を聴いて感謝を伝えてみてはいかがでしょうか。
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旅立ちの唄 / Mr.Children
Mr.Childrenの「旅立ちの唄」は、2007年に公開された映画「恋空」の主題歌としても有名です。
旅立つ人を見送る側の視点で歌われている卒業ソングで、切なくも温かさを感じるメロディーが、未来へ歩む人の背中を優しく押してくれます。
卒業生にプレゼントするのにぴったりの泣ける1曲です。
Best Friend / Kiroro
Kiroroの10枚目シングルである「Best Friend」も、カラオケでよく歌われる卒業ソングです。
NHKテレビ小説「ちゅらさん」の主題歌として有名になり、その年の紅白歌合戦にも出場を果たしました。
友達に対しての感謝の曲で「あなたの笑顔に何度助けられただろう」と気持ちをストレートに歌っています。
親友に贈る友情の歌として、卒業式にもぴったりの泣ける名曲です。
友 ~旅立ちの時~ / ゆず
2人組フォークデュオ・ゆずの38枚目シングルとなる「友~旅立ちの時~」は、2013年にリリースされた卒業ソングです。
NHKが主催する全国音楽コンクール(通称:Nコン)の中学校の部の課題曲にも抜擢され、青春をこの曲と共に過ごした人も多いのではないでしょうか。
「離れ離れになっても同じ空の下で繋がっているよ」という思いが歌われており、友と過ごした思い出を胸に、未来への一歩を力強く踏み出せそうですね。
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花束を君に / 宇多田ヒカル
宇多田ヒカルが配信限定でリリースした「花束を君に」は、2016年放送のNHK連続テレビ小説「とと姉ちゃん」の主題歌として選ばれた曲です。
元々は亡き母に宛てて作詞されているのですが、受け取り方によっては卒業ソングとしても聴くことができ「泣ける」「涙が止まらない」と話題になりました。
身近な人との別れを歌っていますが、決して暗いメロディーラインではなく、未来への希望が感じられる1曲となっています。
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ツキミソウ / Novelbright
5人組ロックバンド・Novelbrightが2020年にリリースした「ツキミソウ」は、令和の卒業ソングとして人気を集めている1曲です。
恋人への想いを歌った切ないラブソングですが「出会いと別れ繰り返す度」「また新しい日々へと歩き出す」などのフレーズが卒業シーンを彷彿させ「泣ける」と話題になりました。
卒業と同時に別れてしまう大好きだったあの人を思い浮かべる夜に、聴きたい卒業ソングです。
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僕らまた / SG
YouTubeやTikTokを中心に活動している、シンガーソングライターSGが歌う「僕らまた」。
出逢いや思い出という名の宝物を持って、それぞれの道へと歩き出す様子が優しく繊細な声で歌われています。
アップテンポのリズム感が良いメロディーで、思わず口ずさんでしまいそうですね。
新しい時代の卒業ソングとして、これからも愛されていくであろう泣ける1曲です。
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正解 / RADWIMPS
RADWIMPSが歌う「正解」も、泣ける卒業ソングのひとつです。
自分の正解を探しに行こうとしている様子を描いており、曲の最後では、学校のテストを表現したような歌詞が特徴的。
「採点基準はあなたのこれからの人生」というフレーズに、未来への希望が感じられます。
2018年のリリース以降、年代を問わず聴かれ続けている卒業ソングです。
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卒業式の歌として人気の曲
卒業式は寂しい別れのときでもあり、未来への門出を祝う場でもある大切な日。
そんなおめでたい日にぴったりの、卒業ソング人気曲を紹介していきます。
365日の紙飛行機 / AKB48
国民的アイドルグループ・AKB48が2015年にリリースした「365日の紙飛行機」です。
NHKの連続テレビ小説「あさが来た」でもこの曲が使用され、話題となりました。
AKB48らしいキャッチーなメロディーと未来への希望に溢れた歌詞は、幅広い世代から支持を得ています。
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Stand By You / Official髭男dism
Official髭男dismが2018年にリリースした「Stand By You」は、大切な彼女との思い出を歌った曲です。
しかし、聴き方を変えれば仲間に向けて歌っている姿や、卒業を機に自由な世界に飛び立つことができる希望にも感じ取れ、聴く人によってさまざまな受け取り方ができる曲となっています。
卒業式後の打ち上げで、仲間とカラオケで思いっきり歌いたい1曲です。
栞 / クリープハイプ
クリープハイプが2018年にリリースした「栞」もカラオケでよく歌われる人気卒業ソングの1つです。
「ひらひら舞う文字が綺麗」「迷っても止まってもいつも今を教えてくれた栞」など、彼女に対する想いが本になぞって歌われた歌詞に思わず引き込まれるでしょう。
卒業式シーズンに、恋をしたあの人を思い浮かべながら聴いてほしい1曲です。
1冊の小説に見立てた不器用な男女の恋愛 クリープハイプ『栞』
まちがいさがし / 菅田将暉
俳優だけでなく歌手としても活躍している菅田将暉は、2019年に「まちがいさがし」をリリース。
シンガーソングライターの米津玄師が楽曲提供をしたことでも有名で、自分はまちがいさがしの「間違いの方」に生まれたという独特な世界観が話題となった1曲です。
出会った人に対しての想いも歌われており、卒業式シーズンにもぴったりの曲となっています。
サヨナラの意味 / 乃木坂46
「サヨナラの意味」は乃木坂46の卒業ソングであり、人気代表曲ともいえる1曲です。
このシングルをもってグループの卒業・芸能界引退を表明した橋本奈々未への想いが歌われており、卒業式を迎える人々の心情ともリンクします。
サビの冒頭で始まる「サヨナラに強くあれ」というフレーズは、寂しさから抜け出せない心を勇気づけてくれるでしょう。
卒業式で歌いたい明るい人気曲
卒業といえば別れの悲しい歌詞やメロディーを思い浮かべる人が多いかもしれませんが、卒業ソングの中には明るい希望を歌った名曲がたくさんあります。
ここでは、前向きで明るい気持ちになれる卒業ソングを紹介します。
サクラ咲ケ / 嵐
国民的アイドルグループである嵐の「サクラ咲ケ」も卒業ソングの定番です。
ORICON調べの「桜ソングランキング」では、2008年以降常にTOP10をキープするほどの人気曲となっています。
「遠く離れても決して消えない、だから別れじゃない」というフレーズは、卒業に対して暗い気持ちになっている人の心にそっと光が差し込みそうですね。
未来に対する明るい希望を歌っていることから、カラオケでもしんみりとした空気になることなく盛り上がれるのが人気の理由です。
明日へ / FUNKY MONKEY BABYS
2009年に「ヒーロー」とともに発売された両A面シングル「明日へ」。
別れの寂しさや今まで歩んだ道の思い出、これからの人生への希望をFUNKY MONKEY BABYSらしい力強い歌声で歌っています。
ジャケットにはゴン中山が起用されており、全国高校サッカー選手権の公式応援歌としても話題になりました。
友人の笑顔や、心に刻まれた声を支えに歩んでいく様子が描かれており、新しい世界へ足を踏み入れるパワーが湧いてきそうですね。
青春フォトグラフ/ Little Glee Monster
ガールズボーカルグループ・Little Glee Monsterが2015年にリリースした「青春フォトグラフ」も人気の卒業ソングです。
旅立つ日の写真撮影がテーマとなっており、涙をこらえて平気なふりをしている姿や、ありふれた毎日が名残惜しいと感じている気持ちが明るく歌われています。
MVでは中村中学校・高校の生徒のリアルな卒業シーンを撮影したものが使われていることでも話題になりました。
空も飛べるはず / スピッツ
スピッツの「空も飛べるはず」は「明るい気持ちにさせてくれる」と人気の名曲です。
子供から大人へと成長していく青春物語を、独特な言い回しで表現しているのが特徴。
「自由に空も飛べるはず」というフレーズは、新たな旅立ちを祝う卒業式の場にふさわしいですね。
卒業ソングとしても有名ですが、春の季節に限らず一年中どこかで流れているほど知名度の高い名曲です。
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Best Friend / 西野 カナ
2010年発売の「Best Friend」は西野カナの代表的な人気曲で、卒業ソングとしても有名です。
卒業で離れ離れになってしまう友達に感謝の気持ちを伝えている歌詞は、特に10代の女子から共感を得ています。
「何かあったらすぐに飛んでくから、絶対」というフレーズには、友達への愛と親しみが込められており、胸があたたかくなりますね。
卒業して、進む道がバラバラになってしまう友達を思い浮かべながら聴きたいおすすめ曲です。
ソラニン / ASIAN KUNG-FU GENERATION
ASIAN KUNG-FU GENERATIONの「ソラニン」は、別れを前向きに歌った楽曲です。
同名の映画主題歌にも抜擢され、主演の宮崎あおいがこの曲を歌ったことでも話題となりました。
じゃがいもの芽の毒である「ソラニン」をタイトルに選ぶ独創性がアジカンらしいですね。
後藤の独特の歌い方とメロディーが魅力で、新生活や別れへの想いが歌われています。
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ハルカ / YOASOBI
「夜に駆ける」をはじめとし、大ヒット曲を生み出し続けている音楽ユニット・YOASOBIが歌う「ハルカ」は、明るくなれる最新卒業ソングです。
この曲は小説「月王子」を原作に作られ、1人の少女を見守るマグカップの想いがテーマ。
しかし手を差し伸べてくれた友達への感謝の曲にも感じられ、新しく出会ったことで毎日が明るくなった主人公の気持ちが素直に歌われています。
出会いから別れまでのストーリーが1曲に込められており、胸にじーんと響く1曲です。
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卒業式の歌といえば昭和の名曲も外せない!
時の流れとともに次々と人気アーティストが誕生し、定番の卒業ソングも増えていきます。
しかし時代を超えて、今なお多くの人の心に残り続けている昭和の名曲も卒業式には外せません。
最後に、現代に語り継がれている卒業式にぴったりな名曲を紹介します。
昭和の卒業ソング15選!定番の歌や合唱にもおすすめの名曲を紹介
時代 / 中島みゆき
1975年に発表された中島みゆきの「時代」は、卒業シーズン以外にも耳にする機会が多い名曲です。
別れと出会いを繰り返しながら歩き出す様子を「時代」とたとえ「いつか笑って思い出話ができる日を楽しみに頑張ろう」と思わせてくれそうですね。
卒業式の定番曲であり、音楽の教科書にも掲載されているので、若い世代でもでも聴き馴染みのある人も多いでしょう。
2007年には「日本の歌百選」にも選ばれ、これからの時代にも語り継がれるであろう名曲です。
翼をください / 赤い鳥
1971年にリリースされた日本のフォークグループ・赤い鳥の楽曲「翼をください」です。
音楽の教科書に掲載されているということもあり、幅広い世代に卒業ソングとして認知されているため、歌ったことのある方も多いのではないでしょうか。
「この大空に翼を広げ飛んで行きたいよ」という歌詞では、卒業後の希望や前向きな心が感じられます。
アーティストの声質や歌い方によって曲のテイストが変わり、お気に入りを見つけるのも楽しめますよ。
卒業 / 尾崎豊
カリスマ的なシンガーソングライター・尾崎豊の「卒業」も、カラオケの定番卒業ソングです。
学校を支配された場所と表現し、不器用ながらもまっすぐな男子が卒業する様子を、尾崎豊らしい熱い歌声で歌われています。
卒業生だけでなく、学生時代にやんちゃをしていた人もこの歌詞が刺さるのではないでしょうか。
さまざまなヒットソングを生み出してきた尾崎豊の楽曲のなかでも、人気が高い名曲です。
2024年も卒業ソングは泣ける曲が人気!式で歌って感動の思い出を作ろう
卒業シーズンになると友達や先輩、恋人などたくさんの人との別れが増えます。
そんな時に卒業ソングを聴くと、懐かしく切ない気持ちに浸ったり、新生活に向けて希望を持ったりすることができますよね。
涙を誘う切ないメロディーラインの曲が多いイメージですが、未来への希望を歌った明るい曲もたくさんあります。
友達や先輩、恋人や両親に感謝の想いを伝えるのが恥ずかしいという人も、卒業ソングを聴いて想いを伝えてみてはいかがでしょうか?
この記事のまとめ!
- 卒業ソングには、合唱曲やバラード、アップテンポなJ-POPなどさまざまな曲がある
- 卒業式で聴きたい定番曲には「旅立ちの日に」「時代」「さくら(独唱)」などの懐かしい曲がたくさん
- 別れへの寂しさや切なさを感じる曲だけでなく、明るい希望を歌った曲も多い
- 出会いや別れの季節には卒業ソングを聴いて思い出に浸ろう